2019年07月19日

ひといちばい敏感な子

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



「HSC」という言葉を最近よく耳にしますが、
これは「Highly Sensitive Child=ひといちばい敏感な子」のこと。
1990年代にエレイン・アーロン博士が研究・提唱した概念です。

●泣きやまない・眠らない
●環境・味・においの変化に敏感
●チクチクする服や、服のタグを嫌がる
●相手の気持ちに敏感に反応する
●すぐにびっくりする  …など、
HSCにはさまざまな傾向があります。

どこか「育てにくい」「他の子と違う」と感じ、
「育て方が悪いのではないか…」
「どこかおかしいのではないか…」
と悩んでしまうお母さんも多いようです。

でも、これは病気でも発達障害でもなく
正常な特性の一つで、子ども全体の15〜20%、
つまり5~6人に1人が
生まれながらに この気質を持っているのです。

「他の子と違う」と悪い方にとらず
子どもの資質を見つけ、きちんと理解して接すると
子どもも安心して自分の才能を伸ばしていきます。

HSCの子は「共感力・感受性・芸術性」に
優れていることが多いようです。
それは素敵なことですねicon12


日本語版に「ひといちばい敏感な子」
というタイトルの本が出版されており、
くわしいチェックリストもそちらにあります。

なぜこんなに泣くんだろう…
どうしてこんなに嫌がるんだろう…
と漠然と悩んでいる方は
特性だとわかればスッキリするかもしれません。

また、対応の仕方や考え方がわかれば
今よりも子育てが楽になりそうですねflower01


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:10Comments(0)こそだて