2015年06月02日
赤ちゃんの衣類の調節
こんにちは しんしろ助産所です
九州は、梅雨入りのよう
朝晩は比較的過ごしやすいですが、日中の暑さは例年以上
この時期、ママたちの悩みは、赤ちゃんの着衣。
『何を着せたらいいんだろう?』
『何枚着せよう?』
『暑くないかな?寒くないかな?』などなど
昼間は暑いけど、朝晩は涼しく、外と屋内でも温度が違うし
ちょっとしたことで風邪をひいてしまうかも・・・と心配がつきませんね。
服の着せすぎや気温、湿度の高まりで あせもができたり、体に熱がこもって
発熱しまうことも・・・
衣類は一般的には、体温調節が未熟な生後1カ月ごろまでは大人より1枚多め、
生後3か月ごろまでは大人と同じ、3か月以降は大人より1枚少な目でいいといわれています。
でもこれはあくまでも目安、体感温度には個人差があります。
赤ちゃんの背中に手を入れて汗ばんでいないか、手足が冷えてないか等を適宜チェックしましょう。
夏場は、屋内では肌着1枚でも大丈夫ですが、
赤ちゃんは汗っかきなので、木綿等吸湿性のよい素材を選び、
汗をかいたらこまめに取り換えてあげると夏風邪やあせもの予防になります。
お昼寝の時などは首や背中に汗をかきやすいので、
汗取りパッドやタオルなどを背中に入れて取り換えるようにすると便利ですね
最近では電車やバス、デパートなどの冷房も控えめですが、よく効いているところもあります。
外出時には調節の効く上着等を持参しましょう。
赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に調節していくことが一番のポイントですね。
2015年06月01日
あせもに注意!
こんにちは しんしろ助産所です
週末も5月とは思えない真夏のような暑さでしたね。
6月に入り、曇りや雨で暑さは和らぐものの、
湿度が高くなりムシムシしてくるようです
この季節になると、あかちゃんやこどもに多いのが 「あせも」
助産所でも「もうあせもができちゃって」と来所されるママが増えてきました。
あせもは汗腺の中に汗がたまり、炎症を起こしてできます。
ひどくなると化膿したり、かきこわしてとびひになることも・・・
こどもやあかちゃんがあせもになりやすいのは
身体が小さくても 大人と同じ数の汗腺があるため。
たくさん汗をかくうえに、自分で拭いたり、着替えたりできないので
長時間汗を皮膚に残したままの状態になりやすいからです。
特にできやすいのがおむつをしている腰回りや頭、首、背中など。
予防のためには汗をかいたままにしないこと、皮膚を清潔にすることが一番です。
汗をかいていないかこまめにチェックしましょう!
ぬらしたタオルなどで汗を拭き取りましょう。
着替えやおむつ替えもこまめにしましょう!
木綿やガーゼ生地など通気性と吸湿性のよい素材の服を選びましょう。
ベビーカーやチャイルドシートを使うときは保冷剤、背中汗取りパッドなどの
グッズを活用しましょう。
できてしまったあせものケアも、大切なことはまず清潔にすること。
2~3日ケアをしても良くならない、ひどくかゆがるような場合には
医療機関で診てもらいましょう。
あせも対策に良いアイテムとして よく 「ベビーパウダー」 があげられます。
「ベビーパウダーって使ったほうがいいの?」
助産所にみえるママからもよく聞かれます。
ベビーパウダーは汗を吸着して肌をさらさらにしてくれますが
湿った状態でつけたり多量につけると逆に、汗腺がつまり皮膚トラブルを
起こしてしまうこともあります。
使用の際は、肌についた汗や汚れをふき取り、ベビーパウダーをママの手にとって
なじませてから薄くつけるようにしましょう。
あせもができているときはかえって悪化してしまうこともあります。
使用するときはできてからではなく予防として
夏本番はまだまだこれから。
暑い夏も気持ちよくすごせるようケアしてあげましょうね