2015年07月07日

あかちゃんが蚊に刺されたら

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今日は年に一度の七夕。
聖隷三方原病院にも たくさんの笹飾りがあったので、
短冊に 「安産・健康」 と書いて、目立つ所に結んできましたよflower01
夜には雨がやんでいるといいですね。


さて、この時期 気になることの一つに虫刺されがあります。
特に多いのは 「蚊」 icon
あかちゃんは体温が高く、汗もかきやすいので
刺されやすいのですicon11

あかちゃんが刺された時の特徴は
大人よりも反応が出るまでに時間がかかること。
刺されてから 1~2日後に症状が出ることもあります。

また 「蚊に刺された程度・・・」 と軽く見ていると
広範囲に腫れたり、水ぶくれになることもあるため、
油断は禁物です。

これは刺されたことがないために起こる炎症反応で、
皮膚も柔らかく 抵抗力も弱いためにおこります。

加えて掻き壊した傷口にばい菌が入ることで
「とびひ」 になることもあるため、
注意が必要です。

刺されてしまったとき、
慌てないためにも対処の方法を知っておくことが大切です。

1.気づいたら洗って冷やす      
   症状が遅れて出ることが多いので、
   気づいたら腫れあがっていることもあります。

   少し赤くなっている程度なら患部を水で洗い、
   ぬれタオルで冷やしてあげるとかゆみが治まります。

2.薬を塗る
   薬を塗ることに抵抗を感じるおかあさんも多いですが、
   かゆみで不機嫌になったり、掻き壊す前に
   あかちゃん用のかゆみどめを使用しましょう。

   貼るタイプは掻き壊し防止になりますが、
   肌の弱い子はかぶれる可能性もあります。

   市販薬を使うのが心配なら小児科医に相談して、
   あらかじめ虫さされ用の薬を処方してもらいましょう。

3.よくならなければ病院へ
   患部が大きく腫れあがる場合や、
   あかちゃんが痛そうにする場合は、念のため皮膚科受診を。


大人にとっては単なる 「蚊」 でも、
あかちゃんにとっては 受診が必要になることもありますicon10
早めの対処が大切ですclover


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:27Comments(0)健康