2015年07月17日
ボランティアさんの支え
助産所の活動は地域の皆さんに支えられてできているものがたくさんあります。
昨年から始めたマタニティ・ヨーガ教室もその一つ。
教室を始めて感じたのは、はじめ足をのばすだけでプルプルしていたような妊婦さんが
回を重ねるにつれて体力がつき、ポージングがとれるようになったり、
不定愁訴がなくなっていくこと。リラックス効果の高いことです。
分娩時の呼吸法をするのに役立ったというおかあさんもいました。
そんなマタニティ・ヨーガもボランティアさんの協力があって実現しました。
おかあさんに胎児とのつながりを感じてもらうためには、上のお子さんが傍に
いては気が散って難しいからです。
そうかといって助産師が毎回、教室の間、上のお子様のお世話をするにはマンパワーの
面からみても問題があります。
こうした問題を解決できたのも、私たちの要望に応えてくれた「虹の会」や「新城更生保護女性会」
の皆様が託児ボランティアを引き受けてくださったから
おかあさんが教室に参加している1時間の間、お預かりする2、3人のお子さんにあわせて
ブロックで遊んだり、絵本や色紙、DVDをみせたり・・・
泣くのでおんぶしていたら寝てしまうお子さんもいます。
毎回助産所まで出向いて、お子さんが安全に楽しく過ごせるように見守っていただけるので
おかあさんにも安心して参加いただけます。
今年3月から始めた子どもの救急対応の教室でもボランティアのSさんが支え。
「命のバトン」に参加したことがきっかけで助産所の教室を助けていただいています。
本番さながらに気道内異物を取り除く方法やAEDの使い方を、蘇生人形を使って
みせてくださるのでイメージができ、より実践的な対応を学べています。
他にも、子育てサークルで助産所を紹介してもらったり、助産師を講師に呼んでもらうなど
多くの皆さんに支えられて助産所があります。
これからもよろしくお願いします m(_ _)m