2016年07月27日

授乳中に赤ちゃんがむせる時

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


授乳中に赤ちゃんが急にむせてびっくりしたことはありませんか?
そんな赤ちゃんの様子を見ると 
「苦しそうicon10 大丈夫icon」 と心配になってしまいますね。

赤ちゃんが授乳中にむせてしまうのは
多くは母乳やミルクの勢いが良すぎたり、泣いて興奮気味のときなど、
うまく母乳やミルクが飲めないことが原因です。
赤ちゃんが風邪気味で、鼻水や痰が出る時などもむせやすくなります。

授乳中にむせてしまうと、
泣いて怒ったり、飲むのをやめてしまったり、
うまく飲めないことがあります。

こうしたむせは、ちょっとした対応で解決できる場合があるので
試してみてください。

●母乳の勢いが良すぎる時
 ・射乳反射がおき、勢いよく母乳が飛ぶ時は
  反射がおさまるまで吸わせずにタオルなどで受ける。
  反射がおさまってから授乳再開する。
 
 ・ママがソファや座椅子などにもたれかかる様な姿勢で授乳すると、
  口に入る勢いが緩やかになるのでむせにくくなります。

●興奮気味の赤ちゃんはなだめて落ち着くのを待ってから授乳する。

●哺乳瓶の場合は乳首の穴のサイズが大きすぎるかもしれません。

●鼻水が出ている場合は、鼻水を吸いとってから授乳する。

●むせてしまった時は、縦抱きにして背中をさすり
 落ち着かせてあげる。


他にも、授乳中にむせるのが落ち着いたと思ったら、
生後3~4ヶ月頃になって、寝ているときにむせる赤ちゃんもいます。
これは唾液の分泌が活発になり、うまく飲み込めないことが原因。
頭を横に向けたり、高くして唾液がのどに通りやすくすると落ち着きます。


ほとんどの赤ちゃんは、成長とともにうまく飲めるようになり
むせることも少なくなってきます。
できる対策を講じながら、成長を見守ってあげましょうflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 13:49Comments(0)おっぱい