2017年11月07日

親の貼ったレッテル

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



「子供は親が貼ったレッテルに対して過剰に応えようとする」

アドラーの名言だそうです。
(実は私、アドラーの本は読んだことはありませんがicon10
この言葉を見た時、「なるほどなぁ」 と思いました。



子どもを育てるとき、気づかないうちに
「○○ちゃんはしっかり者だから!」とか
「優しい」 「人見知り」 「甘えん坊」 ・・・など
レッテルを貼ってしまうことがあります。

そのレッテルが良いものであれ、悪いものであれ、
子どもは親の期待に応えようとするそうです。

「○○くんは優しいお兄ちゃんねicon12」と言われ、
上の子が下の子を可愛がるのも その一つなのかもしれませんね。



私は末っ子として生まれ、
幼い頃から家庭の盛り上げ役として 期待されてきました。

父の機嫌が悪い時、姉が怒られている時、
家庭内に暗い雰囲気が漂っている時
いつも場を盛り上げ、笑わせるのは自分の仕事だと思っていました。
嫁に行ってからも両親のケンカの際に
電話で呼びだされたことも・・・icon10

時々、
「私って本当は面白くない人間だよー!
 根暗だし、人見知りだし、陽気な人間じゃないんだよー!」
と言いたくなることもありましたが、
やっぱり期待に応えようとしてしまうんですよね。

姉は 「運動神経の悪い子」 「おとなしい子」 と言われて育ってきたため、
ずっとそう思い込んでいたそうです。
ある時 運動神経の良さを誉められ、
「え?もしかして私って本当は運動が得意なのかも!」
と初めて気づいたそう。



期待に応えたいと思って努力し、良い方向に進むこともあれば
応えられない重圧で 逆効果になってしまったり
親の言うことを そのまま思い込んでしまったりすることもあるんですね。

過剰に期待しすぎたり 決めつけたりせず、
子どものありのままを認めることが大切なのでしょうねflower01


  


Posted by しんしろ助産所 at 15:26Comments(0)こそだて