2017年11月28日

悪い子はいない

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


イラストレーターの 「こやまこいこ」 さんってご存知ですか?
主婦向けの雑誌に連載をされているので
知って見える方も多いかと思います。


私はたまたまネットで知ったのですが
とっても可愛らしくて 優しいイラストと
しあわせな気持ちになるエピソードが素敵で
ファンになってしまいましたicon12
(ちなみにブログはこちら


その こやまこいこさんが挿絵を描いている
「いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと」
という本が出版されたので
挿絵につられて購入し、読んでみました。


この本は子どもとのエピソードを通して
つい忘れがちな純粋な心に気づかせてくれる本です。

中でも印象に残っているのが
「悪いことをする子」 というストーリー。

あるクラス担任が花壇の中で遊んでいる生徒に
「悪い子は嫌いです」 というと、子どもは
「悪いことをする子はいるけど、悪い子はいない」 というのです。

その言葉を聞いてハッとしました。

日常で 「いい子だね~♪」 「そんなことする子は悪い子!」 と
人間性を評価するような言葉を つい言ってしまいがちですが
本当は行動に対して評価しなくてはいけないということ。

つまり 「花壇に入って遊ぶと お花が踏まれてかわいそう」
ということを伝えることが大切ですよね。

「花壇で遊ぶ子=悪い子」 ではなく、
「花壇で遊ぶこと=悪いこと」 と伝えなくてはいけませんね。

子どもの言葉から
「自分自身を否定しないで」 という気持ちが
伝わってくるような気がしました。

子どもの言葉から学ぶこと、
忘れかけていた気持ちを思い出すこと・・・
心を柔軟にして 大切な感覚に 「気づける」 人でありたいな、と
この本を読んで思いましたicon12




  


Posted by しんしろ助産所 at 16:42Comments(0)その他