2019年01月10日

お正月の遊び

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


お向かいのこども園や
隣の児童館で凧揚げを作って
遊ぶ子どもの姿が見られます。

凧揚げと言えば、昔ながらのお正月の遊びicon
他にも、お正月ならではの遊びには
いろいろなものがありますが、
最近は、実際にやったことがないという子も
増えているかもしれません。

日本の伝承遊びは、遊びを通して
知恵や発育を促すものばかり。
また、それぞれに意味や由来があります。
いくつかあげてみると・・・

「凧揚げ」
 “祈りや願いを凧に乗せて天に届ける“という
 縁起のよいものとされます。
 平安時代に中国から貴族の遊戯として伝わり、
 戦国時代には、敵陣までの距離を測ったり、
 遠方へ放火する兵器としても活用されたとか。
 江戸時代になり、男の子の誕生祝として、
 その後、遊びとして広まったそうです。
「羽根つき」 
 羽根に使われるムクロジの実を「無患子」と書き、
 子どもが病気を患わないという魔除けとして、また、
 “厄を羽根のける”という語呂から、主に女の子の
 健やかな成長を願うものとして広まったそう。
「かるた 百人一首/いろは歌」
  平安時代の貝合わせという遊びが変化したのが
  カルタの由来だそう。
  いろはカルタは、子どもが遊びながら字やことわざを
  覚えられるよう江戸時代に考案されたそうです。
「福笑い」
  「笑う門には福来る」と新年の幸運を祈願することから
  お正月遊びとして定着したようです。  
「双六(すごろく)」
  大勢でできることからお正月の団欒にぴったりで
  その年の運試しにもなる双六は、奈良時代に
  伝わってきたものだそう。
  今は、人生ゲームかな?
「独楽(こま)まわし」
 物事が円滑に回ると縁起がよく、
 上手く回ると子どもが早く独り立ちできるといわれます。
 貴族の遊戯として伝来し、江戸時代から
 庶民の遊びとして広がりました。


その他にもめんこ、お手玉、けん玉、だるま落としなど、
これもお正月の遊びだったのかと思うものも・・・

子どもからお年寄りまで楽しめる昔ながらの遊び。
子ども達に伝えていきたいですねflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 16:46Comments(0)こそだて