2019年08月30日
卵の開始はいつから?
こんにちは しんしろ助産所です
昔から離乳食での一番の心配は「アレルギー」。
なかでも「卵をいつから始めるか」は大きな問題でした。
以前は「なるべく遅くから始めた方が良い」と言われ、
卵白よりアレルギーが少ないといわれる卵黄でも
「固ゆでした上で、少量を7~8カ月頃から」
と言われていました。
そのため、アレルギーを起こしやすいといわれる食品は
なるべく開始時期を遅らせる、といったことが
普通におこなわれていましたが
今年の3月に発表された「厚労省の授乳・離乳の支援ガイド」では
「食物アレルギーの発症を心配して、
離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、
食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことから、
生後5~6か月頃から離乳を始めるように情報提供を行う。
離乳を進めるに当たり、食物アレルギーが疑われる症状が
みられた場合、自己判断で対応せずに、
必ず医師の診断に基づいて進めることが必要である。」
と明言されました。同じく、
「子どもの湿疹や食物アレルギー、ぜんそく等の
アレルギー疾患の予防のために、妊娠及び授乳中の
母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、
避けたりすることに関する効果は示されていない。
子どものアレルギー疾患予防のために、
母親の食事は特定の食品を極端に避けたり、
過剰に摂取する必要はない。バランスのよい食事が重要である。」
としています。
●食物アレルギーになりやすいと言われている食品を
むしろ早くから食べた方が食物アレルギーを予防できる
●卵を早い時期から食べ始めるとアレルギー発症率を
約8割抑えることができた
という実験結果もあり、「卵黄は後5~6ヵ月から始めましょう」
ということになったようです。
卵黄は3分の1個を白湯でといたものを
心配であれば耳かき1杯程度からでOK。
卵白の場合、ゆでた卵白を米粒大にきざみ、
まずは1粒ずつから開始して、徐々に増やしていきましょう。
ただし、蕁麻疹や嘔吐の症状が出た場合や
もともとアトピーがある場合、
兄妹に食物アレルギーがある場合などは
病院を受診して、必ず医師と相談するようにしましょう

昔から離乳食での一番の心配は「アレルギー」。
なかでも「卵をいつから始めるか」は大きな問題でした。
以前は「なるべく遅くから始めた方が良い」と言われ、
卵白よりアレルギーが少ないといわれる卵黄でも
「固ゆでした上で、少量を7~8カ月頃から」
と言われていました。
そのため、アレルギーを起こしやすいといわれる食品は
なるべく開始時期を遅らせる、といったことが
普通におこなわれていましたが
今年の3月に発表された「厚労省の授乳・離乳の支援ガイド」では
「食物アレルギーの発症を心配して、
離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、
食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことから、
生後5~6か月頃から離乳を始めるように情報提供を行う。
離乳を進めるに当たり、食物アレルギーが疑われる症状が
みられた場合、自己判断で対応せずに、
必ず医師の診断に基づいて進めることが必要である。」
と明言されました。同じく、
「子どもの湿疹や食物アレルギー、ぜんそく等の
アレルギー疾患の予防のために、妊娠及び授乳中の
母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、
避けたりすることに関する効果は示されていない。
子どものアレルギー疾患予防のために、
母親の食事は特定の食品を極端に避けたり、
過剰に摂取する必要はない。バランスのよい食事が重要である。」
としています。
●食物アレルギーになりやすいと言われている食品を
むしろ早くから食べた方が食物アレルギーを予防できる
●卵を早い時期から食べ始めるとアレルギー発症率を
約8割抑えることができた
という実験結果もあり、「卵黄は後5~6ヵ月から始めましょう」
ということになったようです。
卵黄は3分の1個を白湯でといたものを
心配であれば耳かき1杯程度からでOK。
卵白の場合、ゆでた卵白を米粒大にきざみ、
まずは1粒ずつから開始して、徐々に増やしていきましょう。
ただし、蕁麻疹や嘔吐の症状が出た場合や
もともとアトピーがある場合、
兄妹に食物アレルギーがある場合などは
病院を受診して、必ず医師と相談するようにしましょう

Posted by しんしろ助産所 at 16:28│Comments(0)
│こそだて
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