2021年10月07日

哺乳瓶の乳首

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02



授乳時に使う哺乳瓶には各メーカーから
いろいろな種類のものがでています。
さらに、それらに合わせた哺乳瓶の乳首にも
素材、形状や硬さ、飲み口の穴の形やサイズなど
たくさんの種類があります。

「どんなものがいいのかな?」
「サイズや種類はどんなときに変えるの?」
と迷ってしまう方もみえるかもしれません。


まず、それぞれの特徴をまとめると・・・

素材にはシリコンゴム、天然ゴム、イソプレンゴムの
3種類があります。

●シリコンゴム
 今、一番多く使われている主流の素材です。
 熱に強く耐久性があり、無色透明で
 ゴムの臭いもほとんどありませんが、
 他の素材に比べて硬い感触なので
 哺乳力の弱い赤ちゃんはうまく飲めないことも・・・

●天然ゴム
 ママの乳首に一番近い素材だといわれています。
 やわらかく弾力があって飲みやすいのですが
 ゴムのにおいが気になるという方もみえます。

●イソプレンゴム
 天然ゴムに近い柔らかさのある合成ゴムで
 天然ゴムよりにおいは少ないようです。


飲み口の穴の形には
丸い穴の丸型タイプ、Yの形をしたスリーカット、
Xの形をしたクロスカットがあります。
さらに、丸型タイプには穴が1つのものや
2つ、3つ、6つというものもあります。

●丸型タイプ
 哺乳瓶を傾けるだけでミルクが出るため
 まだ吸う力の弱い新生児に向いています。
 穴の大きさがSS~LLといったサイズ展開があり、
 成長に合わせサイズアップしていきます。

●クロスカット、スリーカット
 赤ちゃんの吸う力に応じてミルクが出ます。
 成長して飲む量が増えてくると、
 出る量が一定の丸型では時間がかかってしまうため、
 クロスカットやスリーカットの方が
 スムーズに飲めるようになってきます。
 吸う力の強くなる生後2~3か月頃からの赤ちゃんに
 向いていると言われますが、新生児から卒乳まで
 使えるものもあります。


形状や硬さは各メーカーから
ママのおっぱいの感触に似ている、
おっぱいの飲み方と同じように飲める
といった特徴がうたわれているので参考にしましょう。


サイズや種類の変更のタイミングは
飲むのに時間がかかる(15~20分以上)
早く飲み終えてしまう
遊びのみをする
飲むのを嫌がる
といった様子が見られるとき。


飲む量や吸う力は個人差があるので
月齢だけを目安にせず、
赤ちゃんの飲む様子を見て
選んであげましょうねflower01



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Posted by しんしろ助産所 at 15:40│Comments(0)こそだて
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