2013年01月09日

働くおかあさんたちへ

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



まだまだ小さいと思っていた娘も もうじき中学生・・・
卒業を前に、プロフィール帳の交換が 流行っているようです。

親としてはちょっと興味があり、こっそりのぞいてみて驚きました。
“将来の夢 「助産師になること」” と書いてあったのです。



お産はいつ始まるのか、いつ生まれるのか誰にもわかりません。
呼び出しの電話がかかれば 何もかも放り出して飛び出していく生活に
子どもたちは何度泣いたことでしょう。

夜中に何度も目を覚まし わたしがいることを確認し
もう一度眠りにつく子どもたちを見て、
「このまま仕事を続けていいのか・・・?」
と何度も悩みました。

悩んだ末に 子どもに相談した時、 
「おかあさんはこの仕事が好きなんだよね。 続ければいいよ。 応援しているから。」
と言われ、涙が出たことがあります。

最近は 
「町を歩いていると おかあさんよく話しかけられるよね。
『この子 とりあげてもらった子です』 って。
わたし、それがうれしいんだ。
みんなに 『おかあさんって助産師なんだよね』 って言われると、
とっても誇らしい気持ちになるんだよ。」
と言ってくれてましたが まさか自分も “助産師になりたい” と思ってくれているとは・・・


帰るなり 「元気なあかちゃんが産まれた?」 と聞いてくれる子どもたち。


留守にしている間 きっと家族は 「おかあさん がんばっているよ」
と子どもに話してくれていたのだろうと思うと、感謝の気持ちがあふれてきます。
協力があってこそ、子どもは前向きな気持ちで 帰りを待っていてくれたのでしょう。



よく、小さな子を抱えた 働くおかあさんから相談をうけます。
「悲しい思いを させているかもしれない・・・」
「仕事を続けたいけれど 子育てと両立できるかな・・・」

何が1番いいかはわからないけれど、私は自分の気持ちとして
3つのことを伝えています。

どんなことでも、いつでも やり直しや修正はできるということ。
頑張っている姿や感謝の気持ちは 必ず伝わるということ。
子どもや家族を想って出した結論は 決して間違っていないということ。

ちょっと偉そうになってしまいましたが・・・icon10
悩みながら、迷いながら  いっしょにがんばろうね! おかあさんたちflower01



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Posted by しんしろ助産所 at 16:36│Comments(0)こそだて
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