2013年03月01日
赤ちゃんの健康のバロメーター
こんにちは しんしろ助産所です
「赤ちゃんの便が緑色なんだけど大丈夫
」
「黒いつぶつぶが混じってるんだけど なんだろう
」
赤ちゃんの便の色や性状について心配する声はよく聞かれます。
いつもと違うと病気ではないか心配になりますよね。
でも、おかあさんの「いつもと違う
」という感覚ってとても大事なんですよ
赤ちゃんの便は健康状態を知るとても大事な手がかりです。
よく健康のバロメーターとも言われますよね。
一般的に赤ちゃんの便は黄色、茶色、緑色、赤、黒、白の6色に分けられます。
そのうち安心しても大丈夫、健康な色とされるのは黄色、茶色、緑色です。
黄色・・・離乳食を始める前の赤ちゃんに多く、肝臓で作られる胆汁色素
ビリルビンの影響で黄色くなります
茶色・・・離乳食が始まっていろいろなものを食べるようになると大人と
同じような茶色になってきます。
緑色・・・黄色の便のもとである胆汁色素ビリルビンが空気にふれて酸化すると
緑色になります。排便回数が少なかったり、授乳時に空気を多く飲み
込んでしまった時、排便後時間が経っている時などにみられます。
緑色の便を心配される方は多いですが、よくある色なので安心して下さいね。
次に病院に受診して相談した方がよい、要注意とされるが赤、黒、白です。
赤・・・離乳食でトマトやイチゴなどの赤いものを食べて、そのまま出ると赤く見える
場合もありますが、そうでないときは出血の可能性があります。
細菌性胃腸炎や腸重積、排便時に肛門が切れて出血することもあります。
黒・・・赤黒い、黒っぽい便も出血の可能性があります。胃や十二指腸などの上部
消化管で出血していると、排便までに時間があるので酸化して黒く見えます。
赤ちゃんが鼻血を飲み込んだり、授乳時にママの乳首が切れていて出血したのを
一緒に飲むと見られることもあります。
白・・・黄色い便に白くつぶつぶ混じるのは母乳の子に多い、脂肪分のかたまりであるので
心配はいりませんが、便全体が白っぽい時は胆道閉鎖などの先天的な病気の可能性
があったり、嘔吐や下痢を伴う場合はロタウイルスである場合があります。
心配な便が見られた時には、そのおむつを持って病院を受診しましょう。
赤ちゃんの便は1回だけで判断するのは難しいものです。
日ごろから、元気なときの便の状態をよく知っておきましょう。
そして「いつもと違う
」という感覚を大事にしてくださいね。

「赤ちゃんの便が緑色なんだけど大丈夫

「黒いつぶつぶが混じってるんだけど なんだろう

赤ちゃんの便の色や性状について心配する声はよく聞かれます。
いつもと違うと病気ではないか心配になりますよね。
でも、おかあさんの「いつもと違う


赤ちゃんの便は健康状態を知るとても大事な手がかりです。
よく健康のバロメーターとも言われますよね。
一般的に赤ちゃんの便は黄色、茶色、緑色、赤、黒、白の6色に分けられます。
そのうち安心しても大丈夫、健康な色とされるのは黄色、茶色、緑色です。

ビリルビンの影響で黄色くなります

同じような茶色になってきます。

緑色になります。排便回数が少なかったり、授乳時に空気を多く飲み
込んでしまった時、排便後時間が経っている時などにみられます。
緑色の便を心配される方は多いですが、よくある色なので安心して下さいね。
次に病院に受診して相談した方がよい、要注意とされるが赤、黒、白です。

場合もありますが、そうでないときは出血の可能性があります。
細菌性胃腸炎や腸重積、排便時に肛門が切れて出血することもあります。

消化管で出血していると、排便までに時間があるので酸化して黒く見えます。
赤ちゃんが鼻血を飲み込んだり、授乳時にママの乳首が切れていて出血したのを
一緒に飲むと見られることもあります。

心配はいりませんが、便全体が白っぽい時は胆道閉鎖などの先天的な病気の可能性
があったり、嘔吐や下痢を伴う場合はロタウイルスである場合があります。
心配な便が見られた時には、そのおむつを持って病院を受診しましょう。
赤ちゃんの便は1回だけで判断するのは難しいものです。
日ごろから、元気なときの便の状態をよく知っておきましょう。
そして「いつもと違う

Posted by しんしろ助産所 at 13:23│Comments(0)
│こそだて
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