2013年03月26日

早寝早起きのプレゼント

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


『子どもが寝るのが遅くて・・・』
『9時には寝かしたいと思ってもなかなか寝てくれなくて・・・』
『夜は元気でいつまでも起きているのに、朝は起こしても起こしても起きれなくて・・・
子どもにも夜型ってあるんですか?』

早寝早起きがよいのは分かっていても、
ママが寝かそうとすればするほど上手くいかないことってありますねkao

でも、なぜ早く寝た方がよいのでしょうか?

それは、成長ホルモンが寝ている時間に作られて、夜10時~2時の間の分泌が最大だからです。
成長ホルモンは読んで字のごとく子どもが成長する時のホルモンですが、大人になってからも、
新陳代謝を活発にし、疲れをとり、身体の回復を促します。
分泌量は20才頃から年令とともに減ってくるので、年とともに身体の衰えを感じるのは自然なことです。

身長はこの成長ホルモンの分泌量の影響を強く受けます。
成長ホルモンは眠りについた2時間後に分泌がピークになり、深い眠りをとればとるほど分泌が活発
になります。
AM2時~4時は内臓が休む時間、肌などの修復はPM11時~AM2時といわれています。

同じ8時間の睡眠でも、昼間と夜ではホルモンの分泌量が異なり、夜の方が圧倒的にたくさんの成長
ホルモンが分泌されます。
夜は9時から10時頃には寝て、充分な睡眠をとることは、子どもだけでなく大人になっても大事にしたい
習慣なんですね。

子どもは、親の生活の影響を強くうけます。
今まで大人と同じ11時、12時に寝る生活を送っていた子どもに、いきなり早寝をさせようと思っても
上手くいきません。

主婦は夕方することが多くあります。
食事の買い物や仕度、片付け、お風呂に洗濯・・・アッという間に10時すぎてしまうことも多いと思います。
さあ寝かそうと思っても、子どもが寝てくれない、子どもの眠くなるころにはもう0時近く・・・
そうなると、朝はなかなか起きれず、朝ご飯も食べれず、顔も歯磨きもできずにそのまま登園・・・

遅寝遅起きということばがあるかどうかは分かりませんが、これでは午前中ボーツとしてしまうのも無理
からぬことですね。
早寝早起きの習慣が自然に身に付くよう、お子さんの生活を整えてあげることは子どもへの最高の
プレゼントです。

ママたちからきいた早寝の対処法は、『子どもと一緒に寝ちゃう』 が一番多かったです。
子どもが小さいうちは、寝る前に本を読んだり、寝るまで添い寝したりするご家庭が多いかと思います。
その時に子どもと一緒に自分も寝てしまうのです。
私自身も、子どもが小さい頃は添い寝をしながら、子どもより先に寝てしまうことがほとんどでした。
習慣づくりのためにも“一緒に寝ちゃおう作戦”をしてみてはいかがでしょうかheart










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Posted by しんしろ助産所 at 21:28│Comments(0)こそだて
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