2013年06月12日

お父さんの存在

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今度の日曜日は父の日clover

一昔前は 「くさい」 「汚い」 など
思春期の娘さんたちから 
ひどい扱いを受けてきた 世のお父さん方。

女の子の場合、成長の過程である反抗期に加えて
異性への嫌悪感があらわれるのは 
ある意味仕方のないことのようです。

しかしこのところ
「お父さん大好きheart」 「理想の父親像は自分の父」 
という意見が増えているそうです。


「最近のお父さんは 趣味・センスが良い」
「やさしくて話が合う」 「清潔感がある」
などの理由が挙げられていますが、
心理学的には
「母親が父親をどう思っているか」 という母親からの影響が 
娘の父親に対する嫌悪を決めているそうなのです。

つまり
「両親の仲が良いと 父親への好感度が増す」
ということのようです。


仕事で帰りの遅いお父さんに対し、
「帰りが遅くてちっとも家庭を顧みてくれないicon
と愚痴をこぼすのか
「お仕事をがんばってくれているね。 お父さんお疲れ様clover
と子どもに話すのか・・・

それだけで、子どもからの
お父さんへの信頼感や尊敬の念も変わります。


また 子どもとの休日、多くのお母さんは
「何時までに家に戻って 食事の支度をしないと・・・」
「今日は晴れているから 布団を干して・・・」
と、「やりたいこと」 よりも 「やらなくてはいけないもの」 を優先します。

でも、多くのお父さんは
「晴れているから 外に遊びに行こう!」
「暗くなったから 帰ろう!」
と、子どもの 「やりたいこと」 を優先できる環境にあります。

「思う存分遊んでくれる」
それは子どもにとっても お母さんにとってもうれしいこと。
夕食を食べながら、きっと笑顔で会話も弾むことでしょう。

「お父さん大好きheart」 が増えている背景には
お父さんの子育てへの参加と 
それに感謝するお母さんの笑顔が関係しているようですね。


wakaba今日のおきゃくさまwakaba

 お父さんの存在
 4か月のSくんが
 ベビーマッサージに来てくれました。

 助産所に入ってくるなり大泣きだったので
 心配しましたが、
 ママのマッサージで次第に緊張がほぐれ
 ご機嫌にflower01

 気持ちが良かったのか
 たくさん声も出たね。

 長期出張中のパパ、お仕事がんばってね~。
 Sくんもママも元気ですよ~icon12

「お父さんの存在」 についての追記です。

この記事にいくつかのコメントをいただきました。
ありがとうございます。

女性の側に立てば、
夫が同じ子どもを遊びに連れて行ってくれる行為でも、その時の状況によって
「助かるheart」と感じるお母さんもいれば、
「また 良いとこ取り・・・face09」 と不満に思うお母さんもいます。
また、同じ方であっても、子育ての時期によって喜んだり、不満に思ったりするのでしょうね。


子どもはかわいい・・・。
たしかにそうですが、かわいいだけではやっていられない時もあります。

核家族化や実家に頼れないお母さんが増える中、
まだお子さんに手のかかる頃は お母さんにストレスがたまってしまうのもうなずけます。

そのストレスのはけ口となるのが、自分をだせる「夫」なのではないでしょうか。

妻の口からでることばを、
主語を言い換えてみると案外、母親の気持ちが分かるかもしれません。

普段の生活では、
面と向かってお父さんに感謝の気持ちが伝えられることは少ないのかもしれません。
むしろ文句の方が多いのかも・・・。

ただ、時間がたつと、どうしてあんな事で怒ってしまったのかな・・・と後悔することも
多いのではないでしょうか。


男性の側にたてば
妻や子どもが喜んでくれるようなことをしたい。
それを、実行しただけなのに 妻から文句をいわれたり、不機嫌なのがわからないのです。

「子どもと思う存分遊ぶ」 これは忙しい夫にとっては大変なことです。
本当に好き勝手にしてよいなら、自分1人で出かけることだってできるのですから。

平日は仕事、休日は家族サービス・・・。
身体も疲れているでしょう。
でも、子どものために、子どもが喜ぶことをしようと思ったことなのです。


忙しくて、余裕のない時には
お互いの気持ちがすれ違ってしまうこともあるかもしれません。
でも、一歩ひいて相手の立場にたてば 
きっと 優しさや思いやりが足りなかったかなぁ・・・という思いに行き当たることもあるでしょう。

不満の中で優しさや幸せは育ちません。
自分が変われば相手も変わります。
思いは言葉にしなければ伝わりません。
ただ、いつでも、言えばよいというわけではありませんが・・・

赤ちゃんが産まれ、新たに増えたお互いの役割を果たしていく過程で
思いを共有し、お互いを認め合う、オンリーワンの幸せなご家庭を築くのは
他でもないご夫婦の2人です。

子育てを通じて、親としても育てられているのですねicon21


 
 





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Posted by しんしろ助産所 at 17:14│Comments(0)こそだて
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