2013年10月30日

赤ちゃんの保湿

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


朝や夕方になるとめっきり寒くなってきましたね。
肌の乾燥が気になる季節icon

赤ちゃんは新陳代謝が旺盛なので保湿は必要ないと思われる方もいるかもしれません。
脂漏性湿疹ができたり、一か月健診で “頭やおでこを石けんでよく洗ってあげてね” といわれたり
する方も多いので尚更ですね。

でも、洗いすぎは赤ちゃんの肌を守っている皮膜が落ちてしまうので禁物です。

赤ちゃんの肌は大人よりずっと薄く、新生児でも、おでこ以外は皮脂量も少なく、頬や身体は
乾燥しがち。プルプルしたゆで卵のような赤ちゃんの肌ですが、水分量は四季を通じて、湿度の高い夏
でさえ、大人の半分以下といいます。

私たちの肌は皮脂膜におおわれ、酸性の皮脂と汗などの水分が、アミノ酸などで乳化された
天然の弱酸性クリームになって、乾燥や摩擦等の刺激、酸性に弱いばい菌がついたりすることから
まもられています。
肌が弱酸性に保たれるには酸性の皮脂の分泌が必要です。
洗いすぎはこの自然な働きを阻害してしまうのですねicon10

またこれから使用頻度の増える暖房器具やホットカーペット等の使用も、肌から水分を奪いがちです。
日々の赤ちゃんのお世話を通じて、肌を見て、乾燥させないように、皮膜を落としすぎないように
注意しましょう。

乾燥しているようならベビーローションやクリームなどをお風呂上りに塗ると効果的です。
ただ、この時も、たくさん塗ればよいというものではありません。
肌に合うかあわないかは使ってみて、反応をみます。ママの化粧品と同じですね。

赤くなったり、ジュクジュクしてくるようなら病院を受診しましょう。
皮膚の刺激になる毛糸等の衣類も気をつけたほうがよいかも知れません。













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Posted by しんしろ助産所 at 17:23│Comments(0)こそだて
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