2014年03月11日
赤ちゃんの誤飲
こんにちは しんしろ助産所です
生後5ヶ月をすぎると、赤ちゃんはなんでも口に入れるようになります。
「ちょっと目を離したすきに・・・」
「ちょっと前は手が届かなかったのに・・・」なんて思うこともしばしば
H19~23年までの5年間で、窒息や誤飲で6000人弱の乳幼児が救急搬送されています。
赤ちゃんの誤飲事故のうち、圧倒的に多いのがタバコ‼
誤飲の約半数を占めています。
誤飲が分かった時、まず確認したいのは
①何を口に入れたか
②意識があるか
③顔色はどうか
④呼吸状態はどうか
⑤嘔吐はあるか
⑥けいれんや震えはあるか
もし、意識がない、顔色が悪い、呼吸がおかしいなどの異常が見られたときは
救急車を呼んだり、救急病院を受診しましょう。
食べたものや飲んだものによっては、
吐かせることがかえって、危険な場合もあります
揮発性のある除光液や漂白剤、粘膜を傷つける可能性のある釘やボタン電池などは
そのまま速やかに病院を受診するのがベター。
財団法人日本中毒情報センターでは中毒方法の提供と相談を実施しています。
大阪中毒110番 072-727-2499 (365日対応 24時間)
つくば中毒110番 029-852-9999 (365日対応、9~21時)
タバコ専用電話 072-726-9922 (365日対応:24時間テープによる情報提供)
化学物質(タバコ、家庭用品など)、医薬品、動植物の毒などによっておこる急性中毒について
実際に事故が発生している場合に限定して 情報提供してくれます。
ただ、予防できればそれが赤ちゃんにとって一番安全、安心な環境です。
畳や床の上などに事故の原因になるものを置かないようにする、子どもの成長に応じて
保管場所を変える、使った後はキチンと片づけをするなどして
周囲の大人が、子どもを守っていきましょうね