2014年03月06日
乳児湿疹のケア
こんにちは しんしろ助産所です
生まれたばかりの赤ちゃんはツルツルお肌だったのに
生後2~3週間くらいすると顔や頭にポツポツと湿疹が
出てくることがあります。
この “乳児湿疹”。
多くのお母さんから
「このまま様子見ていていいの」 「いつまで続くのかな
」
と心配する声をよく聞きます。
乳児期の赤ちゃんに見られる湿疹は全て乳児湿疹と言われ、
中でも、新生児に多いのが新生児ニキビや脂漏性湿疹です。
症状の出る時期や程度に個人差はあるものの
ほとんどの赤ちゃんに見られます。
新生児ニキビは、ほっぺたやおでこに赤いブツブツや白い吹き出物
のような湿疹ができます。
脂漏性湿疹は髪の生え際やまゆ毛、頭皮などに、
クリーム色のかさぶたやカサカサしたフケのような湿疹ができます。
どちらも原因は、新陳代謝が活発な上に
お母さんのお腹の中で受け継いだホルモンの影響で
皮脂分泌が盛んになるためです。
お母さんからのホルモンの影響は一般的に生後2ヶ月ころまで続くと
言われており、これらの乳児湿疹も2~3ヶ月頃にはおさまってまってくることが
多いようです。
普段のケアとしては・・・
1、石けんをよく泡立てやさしく洗う。
特に鼻やおでこ、頭皮など皮脂の分泌が多いところは入念に!
2、入浴後は保湿を!
キレイに皮脂を落とした後はお肌がカサカサになってしまいます。
3、爪をこまめに切る。
爪でかきむしってお肌を傷つけてしまうのを予防しましょう。
4、洗いすぎに注意!
皮脂を落としすぎて乾燥させてしまいます。
お肌の清潔を保っていれば自然と治ってきますが、
赤くただれたり、膿が出る、なかなか治らない場合は小児科や皮膚科で
診てもらいましょう。
今日のおきゃくさま
1歳2ヶ月のSくん
名前を呼ぶと 「はーい」と
手をあげて上手に返事
一緒に遊んで仲良くなれたね
また遊びにきてね