2014年03月31日
赤ちゃんのおすわり
こんにちは しんしろ助産所です
赤ちゃんには首すわり、寝返り、おすわり、はいはい・・・と
運動機能の発達の目安があります。
以前 “赤ちゃんの首すわり” についてお伝えしましたが、
今日は “おすわり” について。
「おすわりができた」という判断には 迷われる方が多いのではないでしょうか。
自分で両手を前について支えていればすわれるけど
数秒ならすわっていられるけど、どのくらいすわれればいいの
ねんねの姿勢から自分でおすわりの姿勢になれることを言うの
といった疑問を抱かれることが多いようです。
母子手帳にある乳児身体発育曲線には、それぞれの運動機能の発達が
どのくらいでできるようになるのか、目安の月齢が矢印で表されています。
おすわりは7~9ヶ月頃。
このデータのもとになっているのは厚生労働省の乳幼児身体発育調査です。
その中で、おすわりの基準は
「おおむね1分以上支えなしですわっていられるもので、
このとき両手を床についていないものを “できる” とする」とされています。
ただ、母子手帳にある統計の基準は上記ですが、
「こうでないとおすわりができたと言えない」というわけではありません。
母子手帳や育児日記などの成長記録には、
「両手をついてすわれるようになった」
「○秒くらい、手を離してすわれるようになった」
といった成長の過程が残せるといいですね。
おすわりができるようになると、赤ちゃんには高さや奥行という感覚が加わり、
目の前の空間を立体的に捉えることができるようになります
そして、視野が広がり、好奇心が刺激され、次の段階のはいはいへと
発達していきます。
おすわりは赤ちゃんがいろんなものに興味を持ちはじめるきっかけなんですね
きょうのお客さま
もうすぐ3ヶ月になるSくんとママ。
「どれくらい大きくなったかな~」
と体重測定に来てくれました。
また来てね~