2014年11月11日
新生児の外出
こんにちは しんしろ助産所です
生まれてから1ヶ月までの赤ちゃんを新生児といいます。
この時期はなるべく外出は避け、家で過ごすようにいわれるのはなぜでしょうか?
新生児期の赤ちゃんはまだ自分の体温を調節する力が弱いので、いろいろな
環境にさらされるのは負担
他に、インフルエンザや感染性胃腸炎が流行るこれからの季節は抵抗力の弱い
赤ちゃんが感染してしまう危険もあります。
不要の外出は控えるのがベストです。
そうはいっても最近では、退院後も赤ちゃんの体重や黄疸、哺乳量のチェックなど
で出産施設や最寄りの施設に出かける機会が増えているのではないでしょうか。
買い物も、いくら生協や宅配を利用して外出を控えるよう準備していても足りないもの
がでてきます。
傍にお世話してくれる方がいれば心配ありませんが、サポートを得られないと
なると、赤ちゃんを1人家に置いていくこともできず困ってしまいますね
他に、産後間もない頃の外出はママの身体にも負担です。
お願いできるところはお願いし、どうしても仕方がない場合は、タクシーや車で送って
もらうなどして赤ちゃんや自分の身体の負担が少なくなるよう心がけましょう。
この時期の赤ちゃんは、胎盤を通してママからもらった免疫や母乳に含まれる免疫物質を
もらっているとはいえ、まだまだ自分自身で免疫をつくりはじめるには時間がかかります。
無菌状態で育って生まれた赤ちゃんが抵抗力をつけていくのは生まれてからです。
無理はせず、赤ちゃんを病気から守りましょうね
今日のおきゃくさま
生後18日のAちゃん
母乳をいっぱい飲んでスヤスヤと気持ちよさそう
抱かせてもらっていたら “うぶ笑い” してくれました
Posted by しんしろ助産所 at 17:08│Comments(0)
│こそだて
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