2015年01月21日
子どもの薬
こんにちは しんしろ助産所です
先日のブログ「卒乳のタイミング」にコメントをいただきました。
インフルエンザもあってハードな毎日を過ごされ、卒乳が延びてしまったとか・・・
でも、無理な敢行は控えられてよかったですよ。
愛知県の定点当たりのインフルエンザ患者数マップをみても、新城も先週から赤色に変化
県内全てが真っ赤に染まっています。(1定点当たりの患者数が30人を超える所がほとんど)
流行が拡大し、患者数が例年より多くなる可能性があると言われています。
大人の場合、症状が和らいでも発症から5日間程度はウイルスを排出しており、
感染を広げることのないように気をつけたいですね
さて、子どもに薬を飲ませようとしたけどなかなか飲んでくれずに困ったことはありませんか?
嫌がるお子さんに薬を飲ませるのは大変です。
乳児なら無理やり飲ませることもできるかもしれませんが、分かるようになってくると
本当に難しい。
「うちの子は喜んで飲んでくれるよ」なんて聞くと羨ましくなってしまいますね。
子どもが10歳までの保護者では「いつも」「時々」を合わせて半数以上が「苦労あり」と
答えているアンケートもあります。
子どもが飲みやすい味では「かすかに甘い」「砂糖のように匂いがなく甘い」が多く
ついでいちごやオレンジ、ピーチが続いたのだそう
治療に必要な薬も、お子さんが飲んでくれなければ効果がでません。
病気の時はただでさえ不機嫌なのでホトホト困ってしまいますが、
何とかして薬を飲んでもらうには味や形状を工夫するしかなさそうですね。
お子さんが薬を飲めない場合、アイスクリームや練乳に混ぜてあげると
飲めるお子さんが結構います。
他に、ヨーグルトやチョコレートシロップで飲めたというお子さんも・・・。
ただ、組み合わせによっては、薬と反応して薬効が落ちたり、返って苦くなってしまう
こともあります。
乳児では安易にミルクや母乳に溶かして飲ませようとすると、苦くなってミルク嫌い
の原因になってしまうことも・・・
同様に、はちみつには乳児ボツリヌス症の原因となる菌が含まれているかもしれないので
1歳未満の赤ちゃんには与えられません。
熱い飲み物も薬の成分が変わってしまうおそれがあります。
溶かしたり、一緒に飲ませてよいか分からない場合は薬剤師に相談してから
あげるようにしましょうね。
きょうのお客さま
>左から9ヶ月のHくん、10ヶ月のKちゃん、11ケ月のYくん
みんなそろって体重チェックにきてくれました。
月齢も近くてこどもさんもママさんもとても仲良し
ハイハイしながらお互いに笑い合ってる姿をみて
とてもハッピーな気持ちになりました