2015年07月09日
子の心 親は知ってる?
こんにちは しんしろ助産所です 
連日報道される いじめのニュース・・・
自殺に至るまでの日々を想うと
胸が痛みます。
いじめの話題が出る時、決まって
「誰にも相談しなかったのか?」
「親は知らなかったのか?」
ということが問題になります。
先日、実家でニュースを見ながら 姉と「いじめ」の話になりました。
「今だから言えるけど、わたしもいじめにあったことがあるよ。
クラスの一人の子を 『無視しよう』 って言われて。
でもわたしは しなかった。そしたら、ある日からクラス全員に無視されたよ。
つらかったな・・・。でも、おかあさんには言えなかった。」
「わたしもあったよ。でもやっぱり言えなかった・・・
だって絶対におかあさん 悲しむもん。」
姉もわたしも 親には話さなかったのです。
母の悲しむ姿を見たくないから。
家族に気付かれないように 明るく振る舞い、
毎日耐えていたことを思い出します。
いじめられた経験のある子どもの親にアンケートをとったところ、
「自分の子どもはいじめられていない」、「よく分からない」
と答えた親は小・中学校で約6割、高校で約8割だったそうです。
いじめ問題は、時には保護者や学校側の
介入が必要になることもあります。
しかし、いじめを受けている本人は、
なかなか人に相談できないことが多いのです。
「うちの子は大丈夫」 と決めつける前に、
まずはいじめられていないかどうか、
気をつけて見ることが必要です。
いじめられている子には、
以下のような特徴が見られることがあるそうです。
・学校の話をしようとすると、機嫌が悪くなる。
・授業参観などに来ないで欲しいと言う。
・最近、ものを頻繁に失くす。
・部屋に閉じこもるようになった。
・無理に明るく振舞おうとする。
・教科書やノートを見せたがらない。
・友達の話題が出てこない。
・すぐに謝るようになった。
・服や靴を、親に隠れて洗うことがある。
・親に内緒で、学校を休む。(学校に行ったフリをする)
・個人面談で何を話したのかを、しつこく聞いてくる。
もしも子どもが いじめられているかもしれないと感じたら
まずは声をかけましょう。
「最近、学校でなにか変わったことはない?」
「学校は楽しい?」
という ちょっとした質問で良いのです。
ほんの少し そのきっかけを作ってあげるだけ
この時の子どもの反応が、
いじめを発見する糸口になることもあるのです。
そして、もしもいじめられていたら、
「あなたが悪いのではない」
「何があっても味方だよ」
ということを伝えましょう。
「あなたに悪いところがあるんじゃないの?」
「それぐらいのことは、我慢しなさい。」
というような突き放す言葉を言うのだけはやめてあげてください。
もうすでに 十分耐えているのですから。
昔から 「親の心 子知らず」 と言いますが、
「子の心 親知らず」 にならないようにしたいですね。
*こちらもぜひご覧ください

連日報道される いじめのニュース・・・
自殺に至るまでの日々を想うと
胸が痛みます。
いじめの話題が出る時、決まって
「誰にも相談しなかったのか?」
「親は知らなかったのか?」
ということが問題になります。
先日、実家でニュースを見ながら 姉と「いじめ」の話になりました。
「今だから言えるけど、わたしもいじめにあったことがあるよ。
クラスの一人の子を 『無視しよう』 って言われて。
でもわたしは しなかった。そしたら、ある日からクラス全員に無視されたよ。
つらかったな・・・。でも、おかあさんには言えなかった。」
「わたしもあったよ。でもやっぱり言えなかった・・・
だって絶対におかあさん 悲しむもん。」
姉もわたしも 親には話さなかったのです。
母の悲しむ姿を見たくないから。
家族に気付かれないように 明るく振る舞い、
毎日耐えていたことを思い出します。
いじめられた経験のある子どもの親にアンケートをとったところ、
「自分の子どもはいじめられていない」、「よく分からない」
と答えた親は小・中学校で約6割、高校で約8割だったそうです。
いじめ問題は、時には保護者や学校側の
介入が必要になることもあります。
しかし、いじめを受けている本人は、
なかなか人に相談できないことが多いのです。
「うちの子は大丈夫」 と決めつける前に、
まずはいじめられていないかどうか、
気をつけて見ることが必要です。
いじめられている子には、
以下のような特徴が見られることがあるそうです。
・学校の話をしようとすると、機嫌が悪くなる。
・授業参観などに来ないで欲しいと言う。
・最近、ものを頻繁に失くす。
・部屋に閉じこもるようになった。
・無理に明るく振舞おうとする。
・教科書やノートを見せたがらない。
・友達の話題が出てこない。
・すぐに謝るようになった。
・服や靴を、親に隠れて洗うことがある。
・親に内緒で、学校を休む。(学校に行ったフリをする)
・個人面談で何を話したのかを、しつこく聞いてくる。
もしも子どもが いじめられているかもしれないと感じたら
まずは声をかけましょう。
「最近、学校でなにか変わったことはない?」
「学校は楽しい?」
という ちょっとした質問で良いのです。
ほんの少し そのきっかけを作ってあげるだけ
この時の子どもの反応が、
いじめを発見する糸口になることもあるのです。
そして、もしもいじめられていたら、
「あなたが悪いのではない」
「何があっても味方だよ」
ということを伝えましょう。
「あなたに悪いところがあるんじゃないの?」
「それぐらいのことは、我慢しなさい。」
というような突き放す言葉を言うのだけはやめてあげてください。
もうすでに 十分耐えているのですから。
昔から 「親の心 子知らず」 と言いますが、
「子の心 親知らず」 にならないようにしたいですね。
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Posted by しんしろ助産所 at 16:54│Comments(0)
│こそだて
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