2015年10月02日
「甘えさせる」 と 「甘やかす」
こんにちは しんしろ助産所です
「子育て」 は時代によって、考え方が変わります。
昔は 「抱き癖がつくから むやみに抱かないように」
と言われた時代もありましたが、
今では 「どんどん抱っこしましょう」 に変わり、
「1ヵ月になったら果汁やお茶をスプーンで飲ませましょう」
から 「おっぱいやミルク以外のものは 6ヵ月までは与えない」
と言われるようになりました。
私が子どもの頃には
「転んでも起こすな」 という育児方法が流行ったようです。
自分で起き上がれる強い心をもった子に育つように
という理由だったようですが、子ども心に
「なんで痛いのに泣いちゃ駄目なんだろう・・・
どうして起こしてくれないんだろう・・・
」
と思ったものです。
大人になってから母に聞くと
「おかあさんも辛かったよ。
泣いてるのに手を貸してあげられないんだから。」 とのこと。
親子ともに消化しきれない想いを持っていたんだな・・・
と感じます。
おかあさん方との会話の中で
「どのくらい甘えさせていいのかわからない・・・」
という言葉をよく耳にします。
特に下の子が生まれて、
お兄ちゃん・お姉ちゃんがあかちゃんがえりをした場合に
迷うことが多いようです。
下の子が生まれた時には特に上の子に愛情を注がないと・・・
ということは十分わかっているのだけれど、
「甘え」 と 「わがまま」 の境界線がわからないことに
悩んでしまうのでしょう。
以下は私が一番共感する考え方です。
かいつまんでご紹介しますね。
「甘えさせる」 と 「甘やかす」 は根本的に違います。
「甘えさせる」 は “抱っこ” “本読んで” などの
情緒的な要求を受け入れることであり、
どうしてもできないことを手助けすることを指します。
これは子どもの情緒発達の上で必要なことです。
「甘やかす」 とは “あれ買って” “お菓子食べたい” などの
物質的な要求にいわれるがままにこたえることであり、
自分でできるのに大人が手を出してやらせないことを指します。
これが 「わがまま」 であり、「過干渉」 なのだそうです。
これらが上手に線引きできると 悩まなくて済むのでしょうが、
なかなか瞬時に判断するのは難しいものですね
育児についての考え方は人によっても時代によっても様々ですが、
一番ふさわしい方法を考えて試行錯誤しながら
それぞれの親子になっていくんだろうなと思います。
でも親だって間違えることもあるし、後悔することもある・・・
それでも 必ずやり直しはきくと信じています。

「子育て」 は時代によって、考え方が変わります。
昔は 「抱き癖がつくから むやみに抱かないように」
と言われた時代もありましたが、
今では 「どんどん抱っこしましょう」 に変わり、
「1ヵ月になったら果汁やお茶をスプーンで飲ませましょう」
から 「おっぱいやミルク以外のものは 6ヵ月までは与えない」
と言われるようになりました。
私が子どもの頃には
「転んでも起こすな」 という育児方法が流行ったようです。
自分で起き上がれる強い心をもった子に育つように
という理由だったようですが、子ども心に
「なんで痛いのに泣いちゃ駄目なんだろう・・・
どうして起こしてくれないんだろう・・・

と思ったものです。
大人になってから母に聞くと
「おかあさんも辛かったよ。
泣いてるのに手を貸してあげられないんだから。」 とのこと。
親子ともに消化しきれない想いを持っていたんだな・・・
と感じます。
おかあさん方との会話の中で
「どのくらい甘えさせていいのかわからない・・・」
という言葉をよく耳にします。
特に下の子が生まれて、
お兄ちゃん・お姉ちゃんがあかちゃんがえりをした場合に
迷うことが多いようです。
下の子が生まれた時には特に上の子に愛情を注がないと・・・
ということは十分わかっているのだけれど、
「甘え」 と 「わがまま」 の境界線がわからないことに
悩んでしまうのでしょう。
以下は私が一番共感する考え方です。
かいつまんでご紹介しますね。
「甘えさせる」 と 「甘やかす」 は根本的に違います。
「甘えさせる」 は “抱っこ” “本読んで” などの
情緒的な要求を受け入れることであり、
どうしてもできないことを手助けすることを指します。
これは子どもの情緒発達の上で必要なことです。
「甘やかす」 とは “あれ買って” “お菓子食べたい” などの
物質的な要求にいわれるがままにこたえることであり、
自分でできるのに大人が手を出してやらせないことを指します。
これが 「わがまま」 であり、「過干渉」 なのだそうです。
これらが上手に線引きできると 悩まなくて済むのでしょうが、
なかなか瞬時に判断するのは難しいものですね

育児についての考え方は人によっても時代によっても様々ですが、
一番ふさわしい方法を考えて試行錯誤しながら
それぞれの親子になっていくんだろうなと思います。
でも親だって間違えることもあるし、後悔することもある・・・
それでも 必ずやり直しはきくと信じています。
Posted by しんしろ助産所 at 15:44│Comments(0)
│こそだて
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。