2016年04月18日
子どもの便秘
こんにちは しんしろ助産所です
離乳食が始まって、便が出にくくなったと感じるおかあさんは
多いのではないでしょうか。
離乳食を始めたころの便秘は、母乳やミルク不足が原因の場合も
あります。
離乳食を食べるので、母乳の出が悪くなってきたことに気づかなかったり
子どもが少量の離乳食でも満腹感がでて母乳やミルクを欲しがらない
ケースもあるよう
他に、トイレトレーニングを始める2~3才頃も便秘に気をつけたい時期
失敗して怒られると、叱られるのが嫌で我慢するのだそう。
入園や入学の時期にあたる今の時期は、トイレが違うことや緊張から
我慢するお子さんがいるようです。
我慢ばかりしていると、腸が便のたまることになれてしまい便意が
感じられなくなったり、溜まった便が硬くなり、排便すると痛みが
あるので我慢するといった悪循環に・・・
便秘は不快感もあり、予防するためには、子どもの排便をチェックするように
しましょう。
便の性状や量、排便時のいきみすぎはないか気にしてみましょう。
記録しておくと経過がよくわかります。
・毎日出ていても、小石のような硬い便が少ししか出なかったり、
逆に、太く大きな便になって排便する時に痛がったり、苦しがったりしないか
・食欲のない日が続いていないか
・排便後もすっきりせず、まだ便がのこっているようなことをいってないか
・排便を我慢しているようなそぶりはないか
など
1才前の子どもなら綿棒浣腸で排便を促すこともできます。
綿棒浣腸は、綿棒の先にベビーオイルをつけて、肛門から1cmほど挿入して
肛門の淵の内側を軽く圧をかけながらゆっくり2~3周して排便を促す方法。
便秘の予防には、早寝早起きや、規則正しい食事、適度な運動
といった生活習慣も大切です
色々気をつけても、排便が週2回以下だったり、排便時に苦痛を伴ったり
する状態が1ヶ月以上続くような場合は それまでの記録をもって
小児科を受診しましょう。