2017年03月31日

食べ物による窒息に注意!

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


暖かかった昨日とは違って 今日は雨も降って肌寒いですね。
季節の変わり目で寒暖の差が激しいときです。
体調を崩さないよう気をつけましょうheart

さて、助産所では、一年に数回 “子どもの窒息対応” として
人形を使った窒息解除法の勉強会をしています。

数日前の新聞に載っていたのですが、 
2010~14年で、全国で食べ物をのどに詰まらせて窒息死した
14歳以下の子どもの数が103人に上ったそうface08
消費者庁が厚生労働省の人口動態調査の調査票情報から
割り出した人数です。

窒息の原因となった食べ物はパンやお菓子、果物などで
普段子どもが口にするものばかりkao
6歳以下が全体の8割をしめ、
0歳児(49件)が最も多く、次いで、1歳児(18件)、2歳児(9件)
と続きます。

乳幼児の場合、上の子どもが危険とは知らずに、自分と同じように
食べ物をあげてしまったケースがみられるのだそう。

お兄ちゃんやお姉ちゃんからすれば、幼い弟や妹にわけてあげた
だけなのですが、それが大変な事故に結びついてしまうのは
泣くに泣けません。

子ども任せにせず、周りの大人の危険に対する注意が必要です。

食べ物による窒息事故を予防するには

1.食べ物は子どもの口の大きさにあわせて食べやすい大きさに切る。
2.硬い豆やナッツ類は3歳頃まで食べさせない。
3.食べ物はゆっくりかんでたべるように教える
4.年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食べ物をあげていないか
  気をつける。
5.食べ物は、お茶や水を飲ませてのどを湿らせてから食べる。
6.食事中に眠たくなってしまう子どももいるので正しく座れているか
 注意する。

そして万が一窒息が起きても 窒息解除法を知っていたら助けられる
かも知れません。
“誰もが救助者になれる” を合言葉に助産所では今年も
 “子どもの窒息対応” の勉強会を予定しています。

日程はこのブログや、こども園メールを通じてお知らせします。
是非ご参加ください。




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Posted by しんしろ助産所 at 17:46│Comments(0)こそだて
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