しんしろ助産所だより

こんにちは　　しんしろ助産所です


生後間もない赤ちゃんの睡眠について
「よく寝るんですけど起こした方がいいですか？」
と相談を受けることがあります。

赤ちゃんがなかなか寝てくれないのも困ってしまいますが、
なかなか起きないのも心配になってしまいますね。

お腹がすけば泣くだろう！
寝てくれるのは足りているから！
と思われがちですが、
そうとも限らず、体重が増えていなかった
という場合が実際にあります。

よく寝る赤ちゃんの中には、
「お腹が空いたよ～」というサインをはっきり示さない子、
新生児黄疸の時期には
眠ることで体力を温存する赤ちゃんもいるためです。

体重や哺乳量を測定して、
よく飲め、体重もよく増えている場合には
必ずしも起こす必要があるわけではありませんが、
新生児期は長くても３～４時間以上は
授乳間隔をあけないように、
１日に８回以上授乳できるように
赤ちゃんを起こしてみましょう。

「どうやって起こしたらいいの」
と聞かれることもあります。
そんな時は・・・

　・声をかける
　・抱っこする
　・おむつを替える
　・カーテンを開けて日の光を取り込む
　・口の回りを刺激する　
　・掛けている布団を外して、薄着にする
　・水で濡らしたガーゼなどで顔を拭く
　・おっぱいを近づける
　・顔、背中、足の裏をくすぐる

などの方法を試してみましょう。

新生児期は　「寝る子は育つ」　を鵜呑みにせず、
心配な時はご相談ください