2017年06月21日

離乳食教室に参加してきました

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


助産所で働いていると、よく離乳食の相談を受けます。
正直 学生時代に離乳食について勉強するかというと
(最近のカリキュラムは分かりませんが)
そのような授業はなかったため
自分の子育て経験や、厚労省の離乳食ガイドライン、
本で得た知識から おこたえしています。

「もう少し具体的に勉強したいな・・・」 という気持ちと
わが家の子どもたちは 離乳食を嫌がり、
食べなかった という苦い経験から
先日 離乳食教室に参加してきました。


離乳食完了は1歳半?
消化酵素や腸内環境が整うのは3~4歳
肝機能や腎機能が整うのは8歳
と言われているため
おっぱいを卒業したからと言って
一気に進めるのは 赤ちゃんにはかえって負担。

食べ過ぎる赤ちゃんは・・・
食欲旺盛な赤ちゃんの場合は
内臓に負担をかけないために、
タンパク質と脂肪分を控え
それ以外のもの(野菜や炭水化物)で
食欲を満たしてあげるのが良い。

五感の中で食べ物を一番感じる感覚は・・・
もちろん「味覚!」と思ったのですが
味覚から得る情報は1~5%とか。
なんと「視覚」から80%を感じるのだそう。
何より、ママがリラックスして
美味しそうに 笑顔で食卓を囲むことが大切。

赤ちゃんが欲しがる量が今の適量
赤ちゃんが食事を嫌がったり
食が細いくて不安になるママも大勢います。
でも、「まぁ、いいか」「これが今の適量」 と
割り切りましょう。

実際の調理では
●トマトは湯剥きをし、種を取る
●オクラも板摺をし、種を取る
●大根やかぶは皮を厚めに切る
●魚は(水分を蒸発させるとパサつくため)蒸し焼きに

下処理をしたものと していないもので食べ比べましたが
舌や上あごだけで食べようと思ったときに
皮や種は思った以上に食感がわるいこと、
根菜類は厚めに皮を剥くことで
繊維が残りにくく、舌触りがいいことを実感しました。


●ジャガイモ、麩、オクラを使ったとろみ付け
●昆布だしの活用

とろみのバリエーションを変えると
風味や食感・栄養にも変化をつけられること
等を舌で感じとることができ美味しくいただけました。


実際、頑張って作っても食べてくれないこともあるし
好き嫌いが激しい赤ちゃんもいます。
食べないものは 食べないし、
食べない子は 食べないのかもしれませんね。

でも、大事なのは
楽しい雰囲気とママの笑顔、
そして「赤ちゃんが欲しがる量が今の適量」
「まぁ、いいか」 と、肩の力をぬいた余裕なのかもしれません。




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Posted by しんしろ助産所 at 16:49│Comments(0)こそだて
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