2017年01月06日

春の七草

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


そろそろ正月気分も終わる頃ですね。
明日1月7日は 春の七草を刻んで入れた
「七草粥」 の日です。

七草粥は、前日の夜に七草をまな板に乗せ、
囃子歌を歌いながら包丁でたたくところから始まります。
♪ 七草なずな 唐土(とうど)の鳥が
     日本の国に渡らぬ先に ストトントン ♫

これは大陸から渡り鳥による疫病が
入ってこないことを願った歌だとか。

そしてその七草を7日の朝に粥に入れます。
地域によっては粥に砕いたお餅も加えたり・・。

これらは万病除けの意味でおこないますが、
年末年始の疲れた胃を休め、
冬場に不足しがちな栄養素を補う
という意味もあるそう。

ちなみに「春の七種」とは以下の7種類です。

名前 現在の名前          写真  
芹 (せり)

芹 (せり)     

 


薺 (なずな)

なずな (ぺんぺん草)

御形                 (ごぎょう)

母子草 (ははこぐさ)

繁縷                (はこべら)

繁縷 (はこべ)

 

仏の座               (ほとけのざ)

田平子 (たびらこ:シソ科のホトケノザとは別のもの)

 

菘 (すずな)

蕪 (かぶ)

 

蘿蔔                 (すずしろ)

大根 (だいこん)



旧名で見ると何の植物かわかりにくいですが
現代の名前を見れば
どれも身近な植物ばかり。

道端の草は食用にはちょっと心配・・・という方も、
お散歩中に子どもと探したり
草花の名前を一緒に覚えたり、
昔からの伝統を教えるだけでも楽しそうですねicon12

親子で春の七草探し・・・いかがですかflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:14Comments(0)