2017年01月26日
子どもの甘え
こんにちは しんしろ助産所です
2人のお子さんを育てているママから、上の子の甘えについて相談がありました。
『昼間、何をやるにもママ見て~』
下の子の世話をしていると、注意をひきたいのか
同じようにやってもらいたがる。
以前に増して甘えてくるように感じるけど、これって大丈夫なの?』
というもの。
子どもにとって 甘えはママやパパの愛情を求める行為。
分かってはいても、抱きついたり、わがまま言ったり、ぐずったり…
もっと自分を見てほしい、もっとくっついてほしいなど、子どものもっとして、
もっともっとして…に応えるのは大変ですね。
親子には愛着の絆があり、それは切っても切れない 『特別な結びつき』
別名『保護の鎧』(protect shild)とも言われます。
親が子どもに愛着行動を起こす度に、1枚また1枚と保護の鎧が子どもにまとわれ
無関心や放置されると鎧がはぎとられていく…。
日々の係わりを通じ 厚い鎧をまとうことで子どもは安心や自尊感情を
育んでいくのだそう。
甘えていい時期に思いきり親に甘えることは大切なことです。
ただ気をつけたいことは、『甘やかす』ことと『甘えさせる』ことの違いを認識する事
子どもが自分でできることを、させなかったり、大人が手伝ってしまう、
子どもの言う通りにするなどは甘やかすこと。
甘えさせることは、子どもがママやパパにスキンシップを求めたり、
助けを求めてきたときに優しく応えてあげること。
子どもの置かれた不安な状況を受け入れて安心させてあげることです。
親にとっては、いくつになっても子どもは子ども。
子どもが親の愛情を求めてくるときには、あたたかく受入れ、
笑顔で接していけるといいですね
