2017年01月16日
授乳中にインフルエンザに罹ったら…
こんにちは しんしろ助産所です
インフルエンザの流行がひろがっています。
国立感染症研究所が発表した1週間(1月2日~8日)の
1医療機関あたりの都道府県別患者数で
愛知県は18.27人の上位!
10人で注意報レベルなのですごい数。
インフルエンザは接触、飛沫感染で広がるので
マスクやうがい、手洗いをして予防に努めましょう。
でも、もし授乳中のおかあさんがインフルエンザに罹ってしまっても
マスク、手洗いをして通常通り授乳を続けられます。
母乳中にはインフルエンザウイルスは排出されないそう。
授乳を介して赤ちゃんと接触することにはなりますが、
これはミルクにかえても同じです。
おかあさんがインフルエンザと診断される頃には
母乳中にはもともと含まれている感染防御因子だけでなく
インフルエンザに対する特異抗体も含まれてきています。
これは、おかあさんだけがつくりだすことのできるお薬です
ただ、インフルエンザに罹ったら、
授乳など、赤ちゃんのお世話をするときにはマスクをしましょう。
事前の手洗いも十分に行ってください。
新生児や乳児期早期の罹患は重症化することもあります。
おかあさん以外の家族がかかったときには
サポートしてくれる家族がいればその方に介護を頼んで
おかあさんは赤ちゃんをみましょう。
予防は最大の防御。
それでなくても体力が弱まっているのが産後。
無理はせず、衛生慣行を徹底しましょうね(^0^)/