2017年04月18日
子どもの歯磨き見守って
こんにちは しんしろ助産所です
子どもの虫歯予防には毎日の歯磨きは欠かせません。
でも、子ども任せにしていると思わぬ事故になることも…
実際、歯ブラシをくわえたまま転んで口の中を切って大変だった
というママの話もうかがったことがあります。
大切な歯磨きが思わぬ事故につながっては大変。
6歳以下の子どもの歯磨き中の事故は
消費者庁によれば、2010年12月以降の6年間で139件。
1歳児が最も多く、2歳児、3歳児と続き、1~3歳が全体の9割。
中には、のどの奥や頬の内側に刺さって入院した子どももいるのだそう
乳幼児期の子どもは転びやすいうえに、危険を回避する力も発達途上。
事故を起こさないためには
1.親がそばで見守り、床に座らせる
2.転倒のおそれがあるような場所で歯磨きをさせない(ソファーや椅子など)
3.喉つき防止カバーのある口の奥に届きにくい歯ブラシを選ぶ
4.床は片付ける(雑誌やクッションの床置きや床をコードがはわないよう整理)
5.仕上げ磨きは親がする
1~5を習慣づけましょう。
乳歯は6歳頃から永久歯に生えかわっていくものの、
むし歯を予防し、永久歯が正しい場所に生え、歯並びを整える意味でも
歯が生えだしてからの歯磨きは大切です。
口内は敏感で嫌がるお子さんもいますが
上のお子さんや親が歯磨きするところを見せたり、上手にできたらほめるなどして
毎日続けることで受容していきます。
子どもが一人でみがいていると、ついつい片付けなど今のうちにしたくなる
気持ちも分かりますが、後で後悔することのないようしっかり見守って下さいね。
「子どもの救急」勉強会のお知らせ
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