2017年12月05日

出産時の子どもの立ち会い

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


夫や家族が、出産時に付き添い、赤ちゃんの誕生の瞬間を
一緒に迎える立ち会い出産icon12
現在では半数以上の方が経験しているとも言われます。


夫だけ・・・、実母が・・・、上の子どもたちが・・・など立ち会う人は様々。
出産施設によっても制限があったりするため、
希望通りにいかないこともあります。

しんしろ助産所では、聖隷三方原病院院内助産所の
オープンシステムを利用した出産をしていますが、
ママさえ良ければどなたでも立ち会いは可能です。
夫はもちろんですが、上の子や実母、実父、姉妹などが立ち会うこともありました。

ママたちが立ち会いで悩むのは上の子どもを立ち会わせるか否かicon
自分のエゴではないのかと思い悩むことも…

子どもを立ち会わせるメリットとしては
・ママが安心できる
  パパだけでなく、家族がいてくれることでママは安心し、
  つらい陣痛を乗り切ることができる。
・家族の絆が深まる
  赤ちゃんの誕生の瞬間を家族で一緒に迎えることができ、
  ママの頑張りも子どもに直に伝わる。
・兄・姉としての自覚が芽生える
  実際の出産にたちあうことで、弟や妹の存在を実感でき、
  ママのお手伝いや赤ちゃんのお世話を一緒にしてくれることも。
                                          等
しかし一方で、デメリットとして
・立ち会い自体がトラウマになる
  普段と違うママの様子で、恐怖が先に立ちトラウマになることがある。
・出産時にママの気が散る
  陣痛の最中に子どもが周囲にいることで気が散漫になり、
  集中できないことがある。
                         等の意見もあります。


立ち会いする、しないどちらもメリット・デメリットがあり、
各家庭の状況も違うため、様々な意見が出ているのは事実です。
どれが正しいのかなんてものはありません。

出産施設の状況にもよりますが、子どもの年齢や、本人の意思、
親の思いなどを総合的に判断してどうするのかを決めてほしいと思います。
出産を家族で素敵な思い出にするためにもよく話し合いましょうheart



  


Posted by しんしろ助産所 at 16:00Comments(0)お産