2015年04月30日
赤ちゃんの背中スイッチ
こんにちは しんしろ助産所です
赤ちゃんが寝て、そーっとお布団に下ろしたとたん、泣き出したり、目覚めたり
まるで背中にスイッチがあるみたいと思うことありませんか?
何度やっても同じことの繰り返し・・・
ずっと抱っこしていると腕や手は疲れるし、普段の寝不足も重なり、つらくなったママも
少なくないでしょう。
でも・・・
なぜしっかり寝たのに、布団に下ろすと泣くのでしょうか?
背中に本当にスイッチがあるのかと確認したくなりますよね
ママに抱っこされてると、体温や心臓の鼓動、声などで、赤ちゃんは安心します。
布団に寝かされると、ママと離れて不安になったり、布団が冷たかったりなどで
目覚めてしまうのかもしれません。
他にも、ママに抱かれているときはおなかにいたときの姿勢と同じで、背中が丸くなっているのに
布団に寝かされると姿勢がまっすぐに伸ばされるためともいわれます。
先日、『ベッドやお布団に寝かせると泣いてばかりでずっと抱っこです』
と来所した赤ちゃんに、この胎児期の姿勢を試してみました。
おひなまきをして、授乳クッションで丸くなるようにして寝かせたところ・・・
赤ちゃんは今まで泣いていたのがウソのようにピタッと泣き止みました
赤ちゃんによって差があるかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。
背中スイッチに困ったときに試してみてはいかがでしょうか。
以前の助産所のブログ『おひなまき』に載ってますので参考にしてみてください。
いろいろやっても、背中スイッチの取れない赤ちゃんもいるかもしれません。
ただ、ずっと続くことはなく 成長につれて落ち着きます。
最後は、抱っこしながらママも寝ちゃおうくらいに開き直ることも必要。
ご家族にも協力してもらいながら、この時期を乗り切っていきましょう。