2013年10月17日

出生率が回復!?

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


先月、厚生労働省が2012年の合計特殊出生率が、前年を0.02ポイント上回る1.41だったicon12
と発表しました。
上昇は2年ぶりで、1.4台の回復は1996年以降16年ぶりです。
・・・といっても、実際の出生数は1,037,101人と過去最少で前年の1,050,806人を13,205人
下回っていましたicon10

実際にうまれた子どもは減っているのに 合計特殊出生率があがるicon
1.41に上がった数値をみて安心してばかりはいられません。
何がどうなって1.41という数値になったのでしょうか・・・

合計特殊出生率は、ひとりの女性が生涯に産むと考えられる子どもの数で、15才から49才の年令別
出生率を足した値で、出生率はその年の出生数を女性数で割った値です。
生まれる子どもの数が増えていないのに、『分母』 となる出産期の女性の人数が減って
出生率を押し上げていたのですface08

初めて子どもを出産する年齢も 30.3歳と 過去最高を更新しています。
20代や30代前半の出産が減少しているのが現状です。


内閣府の有権者会議の中で、若い世代が経済的理由で結婚や出産を望まないのを克服するために、
新婚世帯の住宅面での税制優遇や、『産後ケア』サービスの充実などがあげられましたが
残念ながら、まだまだ具体的にはなっていませんkao


制度や環境を変えていくには時間がかかりますが、
安心して、妊娠、出産、子育てができ、家族のいることが喜びや意欲に繋がっていくような場
として助産所がかかわっていけたらと思いますheart




wakabaきょうのお客さまwakaba





 生後21日目のJくん
  イケメンでしょキラキラ

 ママも大絶賛face03
 すくすく育っています。










  


Posted by しんしろ助産所 at 16:19Comments(0)その他