2013年10月29日

赤ちゃんの頭の形と向き癖

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


まだ首のすわらない生後2,3ヶ月までは、左右どちらかに「向き癖」のある赤ちゃんがいます。
気がつくといつも同じ方向ばかりを向いて寝ています。 
そうすると、赤ちゃんの頭の形もいびつになりがちです。
ママが「これって治るのかしら・・・icon10」 と心配になるのも無理もありませんね。


赤ちゃんの頭は、頭蓋を構成する骨同士がまだしっかりくっついていません。
骨自体も軟らかいので頭の形が変わりやすく、向き癖によって
頭の形がいびつになってしまうことがあります。

ある程度、左右の差ができてくると、
頭の位置が安定する方向で寝るようになるのは自然なことかもしれませんね。

いびつな頭の形はとても気になると思います。
でも、寝返りをして、うつぶせができるようになったり、
お座りができて起きている時間が長くなってくると、頭の骨の成長とともに 1歳頃には
目立たなくなってきます。

向き癖は、おかあさんのお腹の中にいた時の姿勢が関係すると言われたり、
明るい方や音の出る方、添い寝をしている場合は、おっぱいのあるお母さんの
いる方を向きやすいとも言われています。

自然と治ってくるものなので、治療は必要ないのですが、向き癖と逆の方向を
向かせる工夫をすることもひとつの方法です。

heart背中にタオルやクッションを入れる
heart向き癖と反対側から声をかける
heart向き癖と反対側におもちゃを置く
heartベッドの位置や向きを変えて明るい方向を向かせる

といった方法です。

ただ、中には骨や筋肉の病気などが原因の場合もあります。
頭の向きに関係なくいびつさが増してくる場合や、
いろいろな方法を試しても逆の方向をなかなか向かない場合には、
医療機関や乳児健診などの際に相談してみましょう。



wakabaきょうのお客さまwakaba

 

 
  
 

 4ヶ月のTくん

 ママの声かけににっこり笑顔(^-^)で
 こたえてくれます。
 
  
 

 親子の絆が伝わってきましたキラキラ

 
 

 
 

 

  


Posted by しんしろ助産所 at 17:16Comments(0)こそだて