2016年06月28日

妊娠中の運動

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


昨日とはうってかわり、今日は雨icon03
気温が上がらなかったせいか、蒸し暑さもなく、少し肌寒いくらいで
過ごしやすい一日になりました。 


さて、
『妊娠中に運動ってどのくらいしたらいいの?』 と聞かれることがあります。

マタニティスイミングやヨガ、エアロビクスなど、妊娠中の運動も勧められており、
経過が順調で主治医の許可があれば、
運動は妊婦さんにとって健康維持や増進に良いことだといわれます。


適度な運動は、体重コントロールや気分転換がはかれ、
持久力もつくので、出産に向けた体力を蓄えることにもつながります。
他にも、良質な睡眠がとれ、腰痛や便秘、むくみの改善などの効果が
あったという方もキラキラ


妊娠中の運動は、有酸素運動がベスト!
有酸素運動は、リズミカルに、繰り返し身体を動かし、酸素を使って
体内にエネルギー源として蓄えられた脂肪を燃やす運動のことで、
ウォーキングやエアロビクス、水泳などがあります。
効果をあげるには20~30分続けて運動する必要があります。

有酸素運動により酸素を取り込んでエネルギーに変える力をつけることは
ママにも赤ちゃんにもメリットがあるといわれますicon

なかでも、妊婦さんが簡単にできるのはウォーキングicon

適切なウォーキングのポイントは、
・ウォーキングの前後には軽いストレッチをする
・歩くのに適した、サイズの合った靴を選ぶ
・腕を大きく振って歩く
・背筋を伸ばした正しい姿勢
・自分にあったペース
・疲れたり、気分が悪い場合は休むこと
                           

出産や産後や育児は、思っている以上に体力を使います。
産後に向けて、今から体力をつけていきましょう。
ただし、心疾患、呼吸器疾患などの合併症がある方や、
妊娠中の切迫流早産などの合併症がある場合は勧められませんicon
どんな運動にしても、必ず主治医の許可を受けてからはじめましょう。

日本臨床スポーツ医学会学術委員会が『妊婦スポーツの安全管理基準』を出しています。
こちらも参考ください。

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:45Comments(0)健康