2016年06月30日

BMAL1(ビーマルワン)を知ってますか

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


久しぶりに晴れたものの 蒸し暑い1日でしたね。
梅雨明けにはまだまだ間がありますが
この時期、食中毒や熱中症には要注意!
手洗いをよくして、体調を崩さないよう気をつけましょうねflower01


さて、妊婦健診で体重増加の気になる妊婦さんは結構見えます。
増えすぎても、増えないのも困りものですが、生活を見直すと
ウェイトコントロールが上手くいくことがあります。


今日のタイトル、BMAL1は身体に備わっている
20種類ほどの体内時計遺伝子の一つで、
身体の脂肪を貯める酵素を増やす働きのあることが分かってきました。

BMAL1は他の時計遺伝子とは反対に、夜増えて、昼間減る
というリズムがあり、これは昼間、活動して使ったエネルギーを
夜の間に補填するためといわれます。

一番多いのが夜10時から深夜の2時、減っているのが午後2時~3時。
遅い夕食では寝るまでにあまり時間がないので、食後に上がった血糖が
エネルギーに使われることなく、夜間に多いBMA1により脂肪に
変わってしまいます。

食事をして上がった血糖が下がるのは食後2時間位。
BMAL1がピークになる夜10時から2時間前の8時までには
夕食を食べ終えていたいもの。
そこから2時間は眠らず、起きているといいことが分かりますね。

また、脂肪を貯めるように働くBMAL1は、朝日を浴びることで減ってくるそう。
早起きをして日光に当たることもウェイトコントロールにつながります。
体重増加が気になる時には、食事のとり方や、寝る時間を見直してみると
効果がでるかも知れませんね。


  


Posted by しんしろ助産所 at 19:41Comments(0)その他