2018年05月10日

はしかの感染に注意!!

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今日本では はしかの流行が問題となっており、
愛知県でも感染が拡大しています。
日本では2015年にWHOにより、はしかの排除状態であると認定されましたが、
今回は海外から持ち込まれたものです。

はしかに感染すると10~12日の潜伏期を経て、
38度前後の発熱と咳、鼻水、くしゃみ、目の充血がみられます。
風邪の症状と似ていて気づくのが遅くなることもあり、
悪化すると肺炎や脳炎を引き起こす恐れもあるため注意が必要icon

特に妊婦さんは要注意!!
はしかに罹ると重症化しやすく、流早産しやすいといわれますicon10

はしかは空気感染、飛沫感染、接触感染などの経路があり、
感染者と同じ空間にいるだけでうつる可能性があり、
マスクだけでは防ぐことはできません。
加えて直接ウイルスを抑えるような特効薬もありません。


はしかに罹らないようにするためには
・流行している地域にはいかない
  流行している地域を避け、旅行などでは保健所等のHPで確認する
・予防接種を受ける
  免疫がない場合はワクチンの予防接種をする(定期接種は2回)
  妊娠を考えている人や可能性のある人は早めの予防接種を考える
  妊娠中は接種できないため、流行が考えられる場合は、
  家族や周囲の人が予防接種を受ける
・人ごみを避ける
  はしかは初期の症状でも強い感染力があるため
  人が多く集まる場所等は極力避ける


はしかの流行をうけて、日本産婦人科医会も注意を呼びかけています。
社会全体で流行しにくい環境を作っていくことが重要ですねicon12

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:16Comments(0)健康