2018年05月09日

溶連菌感染症に注意

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


例年、春から初夏にかけて
特に、ゴールデンウィーク明けの
5月中旬頃から流行するのが “溶連菌感染症”
すでに、市内の一部の地域で
流行しているところもあるようですが、
昨年は6月上旬に大流行しましたface08

溶連菌感染症は幼児期~学童期の子どもに多くみられます。
ただ、大人も感染することがあるので要注意!

代表的な症状は、突然の38度以上の発熱と喉の痛み。
その他、倦怠感、頭痛、嘔吐、体や手足の小さな紅い発疹、
イチゴ舌などの症状が現れることがあります。
3歳未満の小さなお子さんや大人は典型的な症状が出にくく、
比較的軽くすむ場合も多くあります。

一見、風邪と症状がよく似ていますが、
溶連菌感染症であるかどうかは
喉の奥を綿棒でぬぐう検査ですぐに分かります。
溶連菌が陽性である場合には抗生剤で治療します。
登園・登校の停止期間は明確な決まりがないため、
医師の指示に従いましょう。

溶連菌感染症で注意したいのは、
時にリウマチ熱、急性腎炎などの
合併症を起こす危険性があること。
症状が治まっても処方された抗生剤を
しっかり飲みきることが大切です。
軽い症状の場合も、
溶連菌感染症が疑われる場合は
受診するようにしましょう。

溶連菌はくしゃみやせきなど飛沫感染で広がり、
予防のためのワクチンもありません。
また、いくつかの種類があるため、
繰り返し感染することもあります。

溶連菌感染症が流行するこれからのシーズン。
うがいや手洗いの励行、
免疫力を低下させないよう規則正しい生活で
予防に心がけましょうflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 15:44Comments(0)健康