2017年03月10日
アレルギーを防ぐには
こんにちは しんしろ助産所です
この数日、雪が舞ったり風がビュ-ビューと吹く
寒い日が続いていますね。
花粉症の症状に悩まされているかたも多いのではないでしょうか。
花粉症もアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、喘息などと同じ
アレルギーの一つです。
アレルギーは、細菌やウィルスが体内に入って増えるのを防ぐ
免疫機能と関係があり、本来ならば身体にとって無害な花粉や
食物(卵や牛乳、小麦など)でも、敵とみなして身体が反応を起こす
ようになることです。
食物は普通、口から入って腸で吸収されます。
この場合、アレルギーは起きにくいのですが、細かいかけらなどが
荒れた皮膚の隙間から体内に入ったりすると、外敵とみなして
免疫はアレルギーを起こします。
アトピー性皮膚炎になった赤ちゃんは、成長するにつれて、
食物アレルギーや喘息、花粉症など、次々とアレルギーになりやすい
ことが分かってきました。(アレルギー・マーチ)
赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟で、とてもデリケート。
保湿剤をぬって肌を守ることでいろいろなアレルギーが起きるのを
防ぐことができるかも知れません。
予防には以下の3つが大事です。
1.肌はいつも清潔にする
2.保湿剤をたっぷりぬって肌をバリアする
3.炎症は塗り薬で早めに治す
また、食物アレルギーは好き嫌いとは関係がありません。
無理強いは禁物!
急に全身が痒くなったり、息苦しくなったりするアナフィラキシーショック
を起こすこともあります。
徐々にこうした食品にならす経口免疫療法もありますが、自己流でするのは
大変危険です。必ず専門医の指導を受けて下さい。
身体の免疫が正常に機能するには、赤ちゃんの時からの肌の保湿が第1歩。
赤ちゃんの肌がカサついていたら保湿しましょう。
(保湿はワセリンやクリーム、ローションなどお子さんにあったものを使ってください)
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